高齢者ホーム(サ高住・有料老人ホーム)経営.jp TOP > 事例紹介
OHSACHI高齢者ホーム事業の一事例をご紹介します。
OHSACHIでは医療介護事業者様に土地オーナー様のご紹介をはじめ、高齢者施設のコンセプトメイキングや設計、各種申請手続き等、総合的に高齢者ホーム事業をサポートしています。
- ◎事例1 クリニック 大阪府茨木市
- ◎事例2 サービス付き高齢者向け住宅 大阪府羽曳野市
- ◎事例3 サービス付き高齢者向け住宅 大阪府富田林市
- ◎事例4 有料老人ホームのリノベーション 大阪府堺市
- ◎事例5 介護特別養護老人ホーム 大阪府堺市
- ◎事例6 デイサービス 大阪府茨木市
当社が総合設計プロデュースとして手掛けたリノベーション C&Eビル(カルチャー&エンターテインメントビル) のクリニックモールに関西で初めての統合医療クリニックを誘致、インテリア・医療設備を総合的に設計 プロデュースしました。
当クリニックは自由診療による診察・治療を行っており、高度な技術を持つ技師が在中し、細胞培養および 各種試験、検査等を内製化するワンストップ体制を整えて患者様にスピーディーかつ低コストなオーダー メイドの医療サービスを提供しています。
院内には診察室の他に温熱治療を行うハイパーサーミアをはじめ、免疫療法室、細胞培養室や分析室 などを配し、それぞれのエリアには最新の医療機器が導入されています。
インテリアデザインのポイントは、治療や面談が長時間にわたっても患者様の負担を和らげる為に、我が家の リビング感覚でリラックスしてゆっくり面談治療を受けられる、高級感と落ち着きのある雰囲気、空間づくり となっています。
クリニックのコンセプトを形にする為に、内装計画、照明計画や音響計画(ヒーリングミュージックの創始者、 宮下富実夫氏の音楽プロデュースを導入)など五感に働きかける一体感のある空間となるよう工夫を重ねて 完成に至りました。
- [施設概要]
- 所在地:大阪府茨木市
- 施設規模:186.92㎡(56.54坪)
近隣に道明寺や古墳群を擁する古い街並みと、新しい建物が建ち並ぶ住宅地が混在する当該地は、 幹線道路から数百メートル中に入ったところにあり日中でも非常に静かな、高齢者ホームには最適の 立地条件にあります。
道路に沿って細長い敷地であった為、道路面のファサードデザインが重要課題となりました。 土地オーナー様のご要望もあってモダン和風のトータルデザインとすることとし、 道路に面して冠に瓦を乗せた土壁風の塀を配し、エントランスまわりの日本瓦の庇と相まって 日本の民家~我が家~の雰囲気が創りだせたと考えています。
施設は鉄骨造3階建てで居室数は51であり、介護事業者様の運営形態に合せた共用施設も充実しています。 1階のリビング・ダイニングからは純和風の庭園が見渡すことができます。この庭園は、植栽を土地オーナー様 のこの地に代々伝わってきた思い出の木を再活用し、運営事業者様と共同でデザインされたものです。
事業の組立てや条件面での折り合い等多くの困難がありましたが、ひとつひとつ課題をクリアし、 最終的には土地オーナー様と運営事業者様がご納得の上気持ちよく事業を開始されたことを 大変嬉しく思っております。
- [施設概要]
- 所在地:大阪府羽曳野市
- 施設規模:鉄骨造 3階建
- 部屋数:51部屋
当該地は、慶応年間に建てられた土地オーナーの旧家の一部と、土蔵造りの蔵が残る歴史を漂わせる土地柄でした。100年以上経過した蔵の中に保存されていた、時を知らせるための「太鼓」や、村の行事を周知するための「立札」は当時の空気を感じさせてくれます。
計画建物は2階建て32室というサービス付き高齢者向け住宅としては比較的小ぶりではありますが、“施設”ではなく我が家感覚の“住まい”と、地域の村落の景観を損ねない建物というコンセプトで計画が進みました。1階には、木の温かみをデザインした内装の食堂に続き、庭園と一体化した多目的リビングを配しています。また、食堂や庭園のモニュメントとして先ほどの太鼓や立札を組み入れました。真新しい建物に歴史の重みを与えてくれるシンボルとして調和しています。
少し高台にある敷地からは、夏には関西の名物になっているPLの花火が間近によく見えるため、2階の談話コーナーは車いすでも出入りできるバルコニーを設置。花火見物はもとより、いつでもくつろげる空間をつくりました。地域に密着した、地域の彩りを反映したこのサービス付き高齢者向け住宅が、明確なランドマークとなっていくことを望みます。
- [施設概要]
- 所在地:大阪府富田林市
- 施設規模:鉄骨造 2階建
- 部屋数:32部屋
2階建ての企業の社宅として使用されていたものを、有料老人ホームにリノベーションした事例です。築30年近いこの建物。比較的傷みは少なく、基礎のコンクリートの状態も良好で大きな補強もすることなく、オーナー様の投資抑制が図られました。ただし、上下階を結ぶ機能は階段しかなく、高齢者対応エレベーターの設置は必要でした。
建築基準法上、エレベーター棟を独立させ住居棟とはエキスパンションでジョイントしています。
鉄骨造の構造躯体及び間仕切りを残しスケルトン状態から個室7つを厨房・ダイニングに再生させ、十分な廊下幅員(2m)を確保し車いす利用にも配慮した、30室の有料老人ホームに甦りました。
特養(ユニットケア80床+ショート20床)の開発事業の事例です。社会福祉法人の立ち上げから土地の選定、資金計画や事業運営のコンサルティングに至るまで、総合的な業務として取り組みました。法人設立においては農転と埋蔵文化財調査、開発申請などの専門的な企画業務にともない市へのプレゼンを行い、社会福祉法人の創設にこぎ着けた非常にハードルの高い事業でありました。
その後、福祉医療機構への借り入れや国への補助金申請、共同募金会の指定寄付などをクリアー。入札後、建築確認申請業務および着工から竣工まで3年に及ぶスパンの長い業務となりました。
社会福祉法人からのご依頼で、地域指定があり新規土地選定から企画設計監理までをトータルで取り組んだ事例です。空地や売買物件が少ない地域であるため、開発においては土地選定に手間取るものとみていました。
しかし、ネットワークブレインから農地転用の話が浮上し、土地取得費も抑えられることから事業計画が進展。設計上で特に留意した点は、矩形敷地(巾12M奥行き50M)において建物巾員10Mをいかに狭く見せず、かつ機能的で使い勝手が良いようにするかということでした。
お年寄りの食事風景や、和気あいあいとした団欒の様子をうかがうことができ安堵しています。今後は、隣接した土地を取得してサービス付き高齢者向け住宅や小規模特養の住居施設を併設する計画があり、多面的な高齢者施設の展開を予定しています。